
「侍の青」
昨日は鹿児島食の「伝統の黒」を紹介した。
「侍の青」と聞くとあなたは何を想像するだろうか??
多分、日本代表サッカーを想像したのではないか??
なぜ、日本代表は、日本の国旗色のユニホームじゃなく青いのか??
あなたは、そんな疑問を感じた事は、ないだろうか?
日本代表サッカーのSAMURAI BLUE(サムライブルー)。
たんに青色のユニホームを着たとき、愛称が良かったそれが理由であるらしい。
1936年のベルリン五輪の時、当時強豪と言われていた、スウェーデン代表を、日本代表が3-2で破ったことで、「ベルリンの奇跡」と称され、その時着ていたユニホームが青色だった。
国旗色の赤色に変わった事もあったらしいが、成績が振るわずたった3年で元の青色に戻されたらしい。
日本サッカーの見解では、「日本国土を象徴する海と空の色」らしい。
なにか、納得いかない理由ではないか??
日本代表の青も、単に青が縁起がいい色でただただ青色が定着した理由であって、そんな理由は後づけの理屈であるらしい・・。

そんなサムライブルー。
じゃあ、侍にとってどんな色だったのであろう??
侍にとって青は、人気のあった色だったらしい。
西郷さんも好きな色で侍が、裃(かみしも)を着てお城に行く時の色は、青色が多かったらしい。
この人気のあった色は、浅葱色(あさぎいろ)という色だ。
この浅葱色どんな色なのかあなたは分かりますか??
藍色の薄い色。
今のターコーイズブルーの色です。
こんな色です↓

一番印象に残るのは、「新撰組」の羽織の色だろう。
背中に「誠」と書いてある例のアレだ。
薩摩の武士も好きな色でよく好んで着物の裏地に使うなどしていたそうである。
浅葱色とは、アサツキの葉の色。緑がかった薄いあい色。また、水色。
とある。
まあ、こんな感じか??↓
伝統の青。

「食の黒」の次は「伝統の青」として、この鹿児島をうりだしたらどうかという説が出ている。
一つの理由としては、侍が好んだ色が青色。
もう一つの理由としては、2014年にノーベル物理学賞を受賞した、鹿児島出身の赤碕勇さんが発明した「青色大発光」(青色LED)がある。
これを、この青色LEDに鹿児島の街燈を買え全部を青く照らしてはどうかという説である。
ニューヨークもイギリスのグラスゴーも、街燈を青に変えて、犯罪率が激減したという実績もある。
青は興奮を抑え、気持ちを落ち着かせる効果が期待できる。
「食の黒」、「伝統の青」私も賛成だ。
鹿児島の色が黒と青になったら、夜のイメージな気もするが。
面白い売り方かもしれない。
今日も全てに感謝!!
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