人はなぜ、酒を飲むのか??⑮~058

昨日の引続き・・。

 

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人はなぜ、酒を飲むのか??⑫ 〜055

 

人はなぜ、酒を飲むのか??⑬~056

 

 

人はなぜ、酒を飲むのか??⑭~057

多分、私がそう感じられたのは、クラさんが自分でお店をやり始め出した時の自分とその時の私と重ね合わせ、私のその時の心境が手に取るように分かっていたのだと思う。

 

 

私はだんだんと、クラさんの人柄に惹かれていったのは言うまでもない…。

 

 

 

クラさんには、たくさんの事を教えてもらった・・。

 

お酒の知識や音楽の事、お店の営業の事・・。

 

 

 

 

ちょうど、お店が一周年を迎えた時、クラさんがお祝いに駆けつけてきてくれた・・。

 

「一年おめでとう!!」

 

「でも、本当は一年経っておめでとうじゃないんだよ。」

 

「OPENして、最初のお客さんは行かないといけないお客さんなんだ。」

 

「OPENさせたころ、お祝いに来てくれたお客さんって、もともと友達とか知り合いがいっぱい来てくれただろう??」

 

「そんな知り合いたちの紹介で、いっぱい色んな人たちに知れることになる、そんなお客さんがお客さんをよんで、このお店を気に入ってくれて、行きたいお店になるんだ、そして、3年、5年たったら皆のお店にやっとなれるんだよ、だから、本当は3年たったらオメデトウなんだ・・。」

 

「でも、今日は本当におめでとう!!」

 

と言ってくれた・・。

 

「はい、皆のお店に早くなれるように頑張ります!!」

 

 

っと、クラさんのお祝いの言葉に私は答えた。

 

私にとって3年で皆のお店になるという新しい目標がうまれた。

 

 

 

クラさんは、昔のウォターメロンのお客さんを連れてきてくれることが、多かったのだが、それもこのお店が早く皆のお店になってほしいとの思いだったのかもしれない・・・。

 

 

私が、クラさんと出会った頃は、OPENして2ヶ月が過ぎた頃であった。

 

その頃の私は、お店を持つことが目標で、仕事をやってきた。

 

ある程度のカクテルを作ることが出来たし、お店を持つことが出来たしそれだけで満足していて、新たな目標の為に何かを頑張るという姿勢がなかった・・・。

 

今振り返ると、あの時の私は本当に腐っていた・・・。

出会いは成長!!

OPEN前から、仲のいい友達だった皆吉をスタッフとして雇い入れ、私は経営者、そして皆吉は従業員としての関係が出来てしまい、互いの立場として上手くコミュニケーションが取れず、距離を感じ、私も弱い所も見せれずに、私は経営者、誰もが経験する孤独感に包まれていた。

 

 

そんな時に、出会ったクラさんは経営者として、バーテンダーとして私に沢山の事を私に教えてくれた・・。

 

 

クラさんが、お店のへやってくると、何故か私の本当の理解者であるように感じ、救世主のように思え強い安心感に包まれてていたのだ…。

 

 

この出会いがなければ、今の自分はなかった。

 

孤独感や不安感に押しつぶされそうな当時の私を、さらに新たな私へと導き出してくれた人だった…。

 

私はクラさんと接するようになって、又、改めてお酒やカクテルの勉強をするようになったし、お客様とのふれ合いも大事に出来るようになっていった。

 

 

あの頃の私に必要なもの全てを与えてくれた、私の最後の師匠だ。

 

私はそんなクラさんになんとかむくいたいと、新たな自分を歩みだした頃である。

 

 

何かこの人に返したいという気持ちがだんだんと満ち溢れてくる・・・。

 

でもお店を持ったばかりのヒヨッコに、何も出来ないことは重々わかっていた。

 

 

ある日、いつものように親身になって私に教えてくれるクラさんに、やはり何か返してあげたいという気持ちがこみ上げてきた。

 

 

そして思わず、クラさんに言った・・。

 

続く・・・。

 

 

今日もすべてに感謝!!