人はなぜ、酒を飲むのか??⑭~057

昨日の引続き・・。

 

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人はなぜ、酒を飲むのか??⑫ 〜055

 

人はなぜ、酒を飲むのか??⑬~056

私達は「ありがとうございます、いただきます。」

 

私達も飲み物をそろえて、本日二回目の乾杯をかわすことになった。

 

 

クラさんと居酒屋から場所を移し、BEATNIKで飲みなおす形となった。

 

 

 

クラさんは、飲み物をジンに変えたことで、よほど気を良くしたのか、人が変わったように明るく話し出した・・。

 

私は、こんなに気さくな人だったのかと、驚いたほどだった・・。

 

クラさんは、今飲んでいるタンカレージンの話から音楽が好きなこと、釣りの事、さっきまで一緒に飲んでいた、私をクラさんに紹介してくれた先輩について本当に楽しそうに話してくれた・・。

私たちも、つられて気持ちが高揚して本当に話が弾んだ・・。

 

私達はいつのまにか、クラさんの楽しそうな様子に知らず知らずにクラさんの話に引き込まれ、夢中になって聞いた。

 

これが今日初めて会った人との会話だと忘れるほどだった。

 

 

私とクラさんは、お酒が好きなこと、音楽が好きなことと互いの共通点があったからかも知れない。

 

 

会話も弾み何時間か経った頃、一緒に来ていた女性を気遣い、また来ると言い残し二人は帰っていった・・。

 

 

クラさんが帰って言った後、なんか不思議な感覚に襲われた。

 

 

なぜ、あそこまで喋ってくれたんだろう??

 

なんか、初めての気がしないくらいに打ち解けられた感じがしたなと・・。

 

クラさんが帰った後に残された、狐につままれたかのような不思議な余韻がお店にただよっていた・・。

その日を境に、頻繁にお店へ足を運んでくれるようになった。

 

多分、週4くらいは出会ってから通っていただいたのではないかと思う・・。

 

とにかくそれくらいに感じさせるほど、足しげく通って頂いたのだ。

 

 

お店に来ると相変わらずクラさんは、私達に気さくな笑顔を振る舞いお酒や音楽、前のお店の経営の話などを、本当にいやみもなく私達に教えてくれた・・。

 

 

クラさんがお店で話してくれる言葉はその時の私にとって本当に心地よかった。

 

 

お店を出したばかりの新米経営者の私は、経営者が持つ独特の孤独感と不安にどこかまだ慣れずにいた私を優しく勇気付けてくれていた・・。

 

 

多分、私がそう感じられたのは、クラさんが自分でお店をやり始め出した時の自分とその時の私と重ね合わせ、私のその時の心境が手に取るように分かっていたのだと思う。



私はだんだんと、クラさんの人柄に惹かれていったのは言うまでもない…。


続く…。


今日も全てに感謝!!